ブラック仕様のデジ簡モービルアンテナ OHM351-90B
351MHz帯対応 3/4λ 5.15dBi 90cm ノンラジアルではないアンテナ
第一電波のAZ350RやAZ350Sはノンラジアルアンテナでアンテナ基台をクルマのボディーと導通させる必要がなく貼付基台などに使用して取付けしても問題ないがこのOHM351-90Bはラジアルやアースを必要とするアンテナ。
私のクルマはHRKと言う貼付基台を使用していますのでそのままではSWRが落ちない。全く何もしない状態で測定すると351MHz帯で3以上でした。アース線を使用してコネクターとボディーを導通させてもSWRは2.5くらい。
自作の20cmのラジアルを3本つけても3以上、Nagoyaアンテナのラジアルをつけたら5以上に悪化。MAT50でも試してみましたが変化なし。私のクルマでこのOHM351-90Bを使用するのは厳しいようです。アンテナ給電部直近を広い面でアースを取ればSWRは落ちると思いますが現状無理なのでAZ350Rに戻しました。
私と同じような環境でブラック仕様を望むなら70Bあたりのノンラジアルを選んだ方がいいかもしれません。
私が所有しているデジ簡モービルアンテナ4種をデータ波を使用して受信比較してみましたがAZ350Rが一番よかった。次にPDM351-1とOHM351-60Bが同じくらい、そして最も受信状態が悪かったのが90Bでした。ちょっと残念な結果が出てしまいました。
このテストをして以前販売されていた第一電波のAZ350を思い出しました。AZ350もアースが必要なアンテナで苦労しました。
AZ350 91cm 4.15dBi 3/4λ
AZ350R 95cm 5.15dBi 1/2λ×2 ノンラジアル
OHM351-70B 70cm 4.15dBi 3/4λ ノンラジアル
OHM351-90B 90cm 5.15dBi 3/4λ